labfut

I study it hard and improve my life, with enjoyment. It will be getting better.

モンクで責めないで。

 思考の整理。外山滋比古著の「思考の整理学」というのが家にあるの思い出した。

 忘れてるかと思いきや、意外にざっくり掴んでた。だから、書いてるんやと思う。自分の整理法のようなものを確立したい。とにかく、今は考えを書いていく事でおおよそ片付いてきている。

 頭の中も自分の周りも片付けていく。子どものおもちゃも片付けさそうと思う。

 

 世の中は友達の多さに価値があるようになってきている。SNSの利用者が増えると共に現実にもネット上でも友人知人が多い事は良いこととなっている。

 友人知人が多い事の価値の高さはどこからきているのか。おそらく社会性や社交性、EQの高さが人間の魅力を判断する材料だからだろう。モテる奴は友達多いということのようだ。

 

 小、中、高、大と小年期、青年期の僕はそれはそれは友人も多く、誰とでも仲良くできる優秀な人間だったように思う。運動も勉強もでき、明るく友達も多く先生からも好かれる。そういう嘘のような子どもだった。思春期でも部活動でキャプテンを務めたり、生徒会の会長をしたり、先輩や後輩とも上手くやる、万能で一生懸命な子どもだった。大学にしても、キャンパスを歩けば数歩ごとに知人にあい、あらゆるサークルに顔を出す社交性の塊のような奴だった。学外のバイト先や知ってる店のオーナーとか交友関係は広がるばかり。無尽蔵だ。

 

 「人間が好きです。」のような嘘のような奴だった僕の今は、ほぼその逆であり、社交性も交友関係も狭くラインもほぼ使わないといった有様。そもそも人間と仲良くしようと思っていない。それほどまでにベクトルが外から内へ変わってしまったのだ。とんでもなく変わった。

 今、思えば社交性が高かった時期というのは、内容が薄く核もこだわりもない、どうでもいい奴だったように思う。触りのいい事を話す奴。いわゆる楽しいだけのやつ。中身のない、面白くもない、人間だった。しかも、自分では面白い奴だと自認付きである。嘘のような自分は、「嘘のような」ではなく、ウソだった。

 その頃といえば、mixiGREEなんかがあって、友達申請してネット上でも友達がたくさんいたように記憶している。今からは想像がつかないだろう。人間に対する興味や関心がなせる技だったのだろう。現実にもネット上にも他者に対する興味関心が高く、その術も持っていたのだろう。友人知人が多いということは、生きやすいということだ。人間関係は生きる力だと言える。

 

 今、学校ではカーストがありキャラが言われ、社会ではアウトがどーの、イケてるとかイケてないとか、が学生の延長で価値判断となっている。それは、今の社会が独自の専門性や職人的な技術力とかの内容ではなく、人間関係、調整力という外面を問われる時代になった事を表している。

 

 誰でも出来ることが増えれば増えるほど、専門性や技術力は無用となり、人間関係をうまくやれる事が重要になってくる。内容ではなく外面の方が食うに困らなくなってきたことで、イケてるかどうかが判断の基準になったのは、結局は「誰でも簡単に出来る」というポピュリズムの弊害と言えそうだ。

 

 

 

 

 なぜ、過去のポピュリズムの権化とも言えるみんなが楽しい自分を捨てたのか。

 それは、死を見つめてからだ。見つめず、へつらい、うすら笑いながら、生きててもよかったのかも知れない。みんなの人気もん、みんなのいい子ちゃんで良かったのかもしれない。

 人間の死は個人の死であり全体の死ではない。人間の生も同じで個人的でしかない。誰も他人を生きることができない。ならば、何にかえても自己を見つめ磨き、コンテンツを増やし質を上げ、実体、実際を伸ばすことが必要になる。なんであれ。そこに、嘘みたいな空っぽの人間関係なんかいらんように見えた。見えたのだ。僕はそうおもった。今もまだおもっている。他者を考えた自分にはなにもないではないか!(ニーチェ風)と。

 

 僕の生や死は僕のものだと。

 で、気がつけば人間がそんなに好きではない。という事になっていた。それからというものあまり物事がうまくいかなくなった。ただ、自分は研ぎ澄まされ充足する。人間を好きになれないのがいつの日か改善されれば、ホンマに質感のある内容がある交友関係が築けるのだろう。

 

 一生懸命だけは捨てんとこうと思うので、一生懸命に死ぬまで遊ぼうと思う。こないだ、人間嫌いが加速して、サルトルの嘔吐状態になったので程々にしないとヤバい。中身を作り続けよう。

 

 

 

セロニアス・モンク

Don't blame me

https://youtu.be/KshrtLXBdl8